04/05FRI

PEOPLE

メルカリ仙台オフィスは
驚きの連続!日本企業の良さ、
外資系のフレキシビリティも併せ持つ
仙台の拠点でした。

仙台のIT企業のイケてる社員&オフィスをチェックする「伊達社員を探せ!」vol.3
今回訪れたのは日本のフリマアプリ最大手「株式会社メルカリ」の仙台オフィス。案内してくれたのは201810月に東京からUターンし、マネージャーとして活躍する早藤 亮介(ハヤトウ・リョウスケ)さんです。 社員への配慮がそこかしこに伺えるオフィスでお話を伺いました。

フリマアプリシェアNo.1!

<メルカリさんのお仕事の内容を教えてください!>
ネットのフリマアプリを運営しています。現在、東京、仙台、福岡の3都市にオフィスを構えています。
その中で、仙台オフィスはお客様のお困りごとを解決する窓口のCXと、お客様のあんしん・あんぜんを守るための不正チェックを行うTnSの2つの部署があり、早藤さんはCXのマネージャーを担当されています。

椅子に座ってノートパソコンで作業をする早藤亮介さん

なんと「寿司部」に「米部」も!?

<早藤さんがメルカリに入社して驚いたことは?>
もう驚きの連続なので、何を挙げたらいいのか分からないくらい(笑)。
例えば、部活がありまして。「スキー部」とかはなんとなくわかるんですけど、「寿司部」とか「米部」とかもあるんです。部費が会社から出るので、好きなものに各々参加していますね。
メルカリという会社はスタッフ同士のコミュニケーションをとても大切にしているんです。ファミリーデーを設けて家族が会社見学できる日を設けたり。外資系のようなフレキシビリティもありながら、日本企業のよさ併せ持った会社だと思います。

眺めの良い場所で気分を変えることも

メルカリ仙台オフィス

<オフィスでのお気に入りの場所は?>
基本的にはフリーアドレスなのですけれど、カスタマーサービスのみんなはなんとなくブロックで座る場所が決まっています。でも僕自身もそうですが、少し気分を変えたいときなどは休憩室に行って窓の外の景色を眺めながら仕事をしたりしています。

ライフワークバランスを考えたら、仙台がよかった

早藤亮介さん

<メルカリで働き始めたきっかけは?>
僕の前職は、東京のアウトソーシングの会社でした。かなり大きな案件も任されてはいたんですが、インハウスの仕事がしたいと思ったこと、そして何よりライフワークバランスを考えたときに、地元である仙台に帰ってきたくなったんですよね。エージェントに登録していたこともあって、前職と同じポジションのオファーが何件かきていたんですが、メルカリは直接オファーをくれたので、「やってみようかな」という気持ちで面接を受け、現在に至ります。
でも、仙台に帰ってきて、本当によかったです。空気がおいしい!

会社としてのミッションを全員が共有するために

早藤亮介さん

<早藤さんはメルカリで何を担当されているのですか?>
僕は、カスタマーサービス部門のマネージャーで、お客様対応部門の方針策定や運用管理などの担当をしております。実は僕、201810入社まだ入社してからの日が浅いんです。
仙台拠点において、同ポジションの中途採用が決まったのが、初めてだったそうなのですが、入社してすぐに方針策定の合宿に参加させてもらったんですね。それで、会社としてのミッションを管理職が共有するんですけど、それに参加できたおかげで、メルカリという会社が目指すもの、僕がするべきことを理解することができました。

仙台拠点全体としては300人、
その中で自身の担当領域は100人ほどのメンバーが働いていますこれまではひとりひとりがオーナーシップを持った自立した組織を目指していましたが、ここまで人数が多くなると、組織のオーガナイズが必要。いろいろな価値観を持った人が方針からぶれずに進んでいくため、僕が一番気をつけているのは、直属のメンバーたちとのエンゲージメントをしっかりすること。ここがしっかりしないと、組織全体への意思統一が図れないと思います。

アメリカ留学が今の自分につながっている

<早藤さんの転機は何でしたか?>
僕、大学に行ってやりたいことがなかったので、高校卒業後アメリカのサンタバーバラに行ったんです。本当は、ダンスをやっていたのでロサンゼルスに行きたかったんです、治安上の問題で、あっせん会社にサンタバーバラを紹介されて。でも、そこってアメリカ人の富裕層がセカンドライフを過ごすような街ですごく居心地が良かったんですよね。
帰国後、英語のスキルを活かしたいと思って就職したのが、前職のアウトソーシングの会社で、コールセンターで英語でのお客さまサポートを始めたんです。なので、アメリカ留学がなかったら、今ここにもいないかもしれませんね。

Slackがないと、仕事にならない!?

お仕事に欠かせないツールはSlackと呼ばれる社内チャットツールです。
スピード感を求められるメルカリではチャット形式のコミュニケーションツールがマッチします。

Slack-logo

アメリカ留学・東京でのアウトソーシング企業での経験を経てから仙台に戻り、入社2ヶ月足らずで100名近いメンバーを取りまとめる早藤さん。コミュニケーションを大切にする社風を重んじながら仙台で活躍されている姿が印象的でした。

PROFILE

早藤 亮介(はやとう・りょうすけ)

宮城県富谷市出身。 高校卒業後、渡米。帰国後はコンタクトセンターのアウトソーシング企業に入社。 2018年10月、メルカリにJOIN。仙台拠点におけるマネージャーとして従事。

株式会社メルカリ 仙台オフィス

Photo:小林啓樹
Words:岡沼美樹恵