06/27WED

PEOPLE

ショールームと
自社商品で構成された
オープンスペース!
自分たちの商品を手に取り、
感じることができる拠点でした。

仙台のIT企業のイケてる社員&オフィスをチェックする「伊達社員を探せ!」vol.2。
今回訪れたのは、東北のデジタルコマース企業では最大級のオフィスを誇る「株式会社ワイヤードビーンズ」。オフィスを案内してくれたのは、去年東京からUターンし、第一線で活躍中の社員の玉水 純(たまみず・じゅん)さん。 お引っ越ししたばかりの新しいオフィスでのライフワークスタイルについてうかがいました!

玉水純さん ワードローブは、スマートなスーツスタイル。

Web上で、お客さまの商品を売る場を設計する仕事

<ワイヤードビーンズさんのお仕事の内容を教えてください!>
お客様の店舗とオンラインショップのシステム連携や、オンラインショップの制作・運用を、お客様の要望に合わせて行わせていただいています。 同時に、自社でもグラスや家具などのものづくりを行い、販売まで手がけています。

グッドデザイン賞にも輝いたワイヤードビーンズさんの商品 グッドデザイン賞にも輝いた自社商品が!

<玉水さんは何を担当されているのですか?> 
オンラインショップ制作の、窓口と設計が私の仕事です。窓口は、お客様から作りたい内容を聞き、それを構築するエンジニアに伝えることです。時には、我々と同じような会社さんと共同で開発することもあるので、どういうものを作っていくのかのやりとりをしたりもします。 設計は、お客様の要望に合わせ、どのようなシステムを作っていくかを考える仕事ですね。

ワイヤードビーンズさんのオフィス 社内にはbarカウンターもあり、美味しいコーヒーが。

自社の製品を体験できる空間作り

<広々と綺麗なオフィスですが、どんなコンセプトなのですか?>
「自社でしている仕事のすべてを体感できること」です。 オープンスペースにあるテーブル、チェアもすべて弊社の商品です。お客様へのコーヒーも、弊社で作っているカップでお出ししています。 広いオープンスペースでは、お客様も交えてコーヒーの淹れ方やグラスへの注ぎ方などのレクチャーイベントをしたり、社内でもピザパーティーや家族パーティーなどを開いたり、コミュニケーションを活性化するために活用しています!

オフィスのオープン時に開催したイベントの様子。

また、奥には出荷スペースもあり、そこでグラスの底に名前を掘る作業工程から出荷までを見ることができます。製品の歴史や加工の様子などを見ることで、お客様にも社員にも、職人とのつながりを感じてもらえたらと思っています。

出荷工程の展示スペース こちらのショールームで出荷作業を見ることができる。

<ワークオフィススペースの環境はいかがですか?>
デスクのあるオフィス側のスペースは、社員が過ごす時間が一番長いところだと思うので、リラックスできるスペースが随所に散りばめられています。オンとオフを切り替えることができるスペースをつくることで、仕事の効率が上がるような環境になっていますね。

オフィスのソファースペースにてカタログに目を通す玉水純さん今ソファでゆったりできる空間も。広いオフィスならではの空間。

また、ものづくりのチームと、システムのチームの垣根がないこともポイントです。ものづくりチームの仕事を見ながら働くことで、弊社の作ったオンラインショップで商品を売られているお客様への理解が深まるような気づきがあります。

壁の無いオフィス壁の無いオフィス。別チームの仕事風景を見ることができる。

自社の商品を実際に使うことができ、ショールームに訪れるお客様も見えるオフィス。 日々黙々と仕事をしていると、意外と忘れてしまいがちな自分たちがしている仕事の意味を肌で感じ続けることができて素敵だなと思いました!

たまには場所を変えてのデスクワーク

<オフィスでのお気に入りの場所は?>
窓際にあるカフェ風のデスクですね。カフェに行ったときは電源などに困りますが、ここは電源も完備されており、外の風景を見ながら気分を変えて仕事に取り組むことができます。 一人になって集中したいときにも、このスペースを活用しています!

窓際にあるカフェ風のデスクでデスクワークをする玉水純さんこちらも自社製品の家具で構成されていた。

仙台で、今までの経験を活かせる会社に出会えた

<働き始めたきっかけは?>
去年の4月に、家族と暮らすために東京からUターンしました。前職は、今と同じでオンラインショップの制作をしていました。担当していた業務も、お客様との窓口とオンラインショップの設計です。

仙台に戻ってきた時には、今までの経験が活かせる仕事があるかどうかもわからない状況だったので、ワイヤードビーンズに入社したのは本当に偶然でした。

オンラインショップは服屋さんや電気屋さんなどいろいろあると思うんですが、そのようなサービスを展開している企業は、本社が東京にあることも多いので、仙台だとそういった仕事は厳しいのかなという先入観があって。

ワイヤードビーンズでは、東京のお客様とも仙台のお客様ともお仕事ができていますし、自分の今までの経験を生かして仕事ができる環境に出会えて、とてもよかったです。

キーボードを叩く玉水純さん

効率アップやスムーズなコミュニケーションのために様々なツールを活用

<お仕事に欠かせないツールやガジェットはありますか?>
集中して設計するときに使う、BAFFALOのワイヤレスキーボードですね!

テンキー付きキーボードテンキーがあることで格段にスピードアップするそう。

弊社はベトナム開発拠点があり、ベトナムのスタッフとも一緒に仕事をするので、slackやレッドマインなどのツールも欠かせません。 ベトナム開発拠点はエンジニアが中心で、ベトナムから来て仙台に常駐しているメンバーに橋渡し的な役割をしてもらっています。通訳のスタッフもいるので、言葉の壁を感じずに安心してコミュニケーションができます。

グローバルな職場社内はグローバルでベトナム開発拠点の社員も駐在。

社内のコミュニケーションツール

Slack
案件についてのチャットはもちろん、雑談もここで。笑

Slack-logo


REDMINE
プロジェクト管理ツール。ログも残せるので、遠隔での協業に欠かせません。

REDMINE-logo


Yammer
REDMINEと同じく、プロジェクト管理をするツール。こちらでは案件の話だけでなく、技術的なナレッジなども共有します。

Yammer-logo


仙台に戻っても前職のスキルを活かして働き、さらに自社プロダクトの存在や海外との連携によって、着々と視野を広げていっている玉水さん。働きやすい環境でチャレンジを続け、働き方をアップデートされていることが印象的でした。

PROFILE

玉水 純(たまみず・じゅん)

ワイヤードビーンズ

東北のIT企業では最大規模となる1000㎡を超える広さのオフィスを持つ拠点です。 ITとものづくりという異なる2業種が互いに刺激し影響し合い、交流することを目的とした、クリエイティブかつリラックスした空間を備えています。 今後より多くの人材を採用し開発力、販売力を強化することでお客様のビジネスに貢献していきます。

株式会社ワイヤードビーンズ

Photo:小林啓樹(OPEN TOWN)
Words:佐藤早紀(OPEN TOWN)