03/28WED

PEOPLE

ビルの中に
広がるグリーン!?
『ウェブガーデン仙台』は、
オン/オフともに充実した
仙台ライフを過ごす若者達の拠点でした

仙台のIT企業のイケてる社員&オフィスをチェックする「伊達社員を探せ!」vol.1
今回訪れたのは、企業のデジタルマーケティングやWebサイトの運用サービスを行う「株式会社メンバーズ」。『ウェブガーデン仙台』と呼ばれる仙台オフィスを案内してくれたのは、若手有望社員の高山 典久(たかやま・のりひさ)さん。
『ウェブガーデン仙台』でのオフィスライフについてうかがいました!

エントランスの木の壁を開く高山典久さんエントランスの木の壁は、なんと、大きな扉でした

青森から仙台へ、24歳のライフスタイル

<仙台にはいつからいますか?>
出身は青森県で、今年で仙台に来て4年目になります。
休みの日には社会人のテニススクールに通ったり、温泉巡りをしたりしています。
仙台には近くにたくさんの温泉があってとても楽しいし、特に秋保温泉はお気に入りですね。仕事も趣味も、仙台での生活は充実しています。

<働き始めたきっかけは?>
Web系の専門学校に通っていたのでWebに関わる仕事がしたいと思っていました。就活の時期にメンバーズを見つけたのですが、その時は募集の締め切りが終わってしまっていたので諦めていました。でもその後たまたま学校に求人の話が来ていて、受けることができたという感じです。
仙台からは青森の実家へもアクセスしやすいということも、メンバーズに入社した決め手でした。

ウェブガーデン仙台のソファスペースエントランスを入ってすぐの、ソファスペース

コミュニケーションできるオフィス

<オフィスでのお気に入りの場所は?>
お気に入りの場所は和室ですね。 なかなか他の会社にはないところだと思います。 主に休憩時間に使っているのですが、ゆっくり休むことができる環境です。
オンとオフがしっかりと区切られており、とても過ごしやすいですね。

ウェブガーデン仙台の和室和室の畳の下には防災グッズを完備。東日本大震災の教訓を踏まえ、社内でも出来る限りの準備をしています

<オフィスに大きな黒板があるんですね>
この黒板は社員同士のちょっとした連絡やコミュニケーションに使っています。今は新入社員の自己紹介が貼られています。社員同士で突然しりとりが始まったりすることもあるんですよ。

黒板に筆記する高山典久さん今年の目標は「テニスの社会人サークルで入賞すること」

自分たちが使う場所だからこそ自分たちの手で

<おしゃれなオフィスですが、どんなコンセプトなのですか?>

オフィスのコンセプトとしては、次の3つがウェブガーデン仙台のポイントだと思います。
1つはメリハリを持って働ける環境作り。
休む時はゆっくりとリラックスできる環境、働く時には集中して取り組める環境を作ることを大事にしています。

仕切りになっているホワイトボード大きなホワイトボードはチーム間の仕切りとしても活用しています

2つめはセキュリティ。 
お客様の情報を預かる仕事なので、ロッカーやカードセキュリティーなどでしっかりとしたセキュリティー環境を作っています。

個人ロッカーの部屋個人ロッカーがあり、私用の携帯は執務室には持ち込みません

3つめは、オフィスは「自分達で作っていく」という意識を持つこと。
会議室名が入ったプレートをデザインしたり、オフィスのレイアウトを考えたりと自分たちのオフィスを自分たちで作っていくという感覚を大切にしています。
この3つを軸に、 どのようにすれば働きやすいオフィスを作れるのか、日頃から話し合いながら決めていってます。

社員の方がデザインした会議室のプレート各会議室には、仙台の通りをモチーフに社員の方がデザインしたプレート

和室があり、コーヒースペースがあり、ITと聞いて想像していた『堅い』イメージとは全く違いました!
型にはまらない働き方ができる環境だからこそ、のびのび活躍できそうですね。

作るだけではなく、使う人の気持ちも

<会社に入ってはじめての仕事は?>
入社して最初の仕事は画像のレタッチ作業でした。そこから少しずつWeb制作の実務を学びました。ひたすら画像を作る作業をする中で、だんだんと媒体に載った時の形を考えることができるようになっていったんです。

SNSに載せる画像のデザインもしていて、 どのような形になれば見た人がわかりやすいかも考えるようになりましたね。この仕事を通して、どういった情報だと人に反響があるのかを突き詰めて考えるようになり、デザインに興味を持つきっかけにもなりました。

Beatsのワイヤレスイヤフォン仕事でもプライベートでも活用しているガジェットアイテム、Beatsのワイヤレスイヤフォン。集中して仕事する時には必須だそう

<現在の仕事はどんなことをされていますか?>
現在はファッションブランドの案件を担当しています。東京など他の拠点と連携して進めるんですよ。ページ数やサイトのボリュームも大きいので、その運用の進行の管理などを主に行っています。
スケジュール調整や制作チェックだけでなく、もちろん自分で作ることもあります。

チームとしてものづくりをしていくので一歩引いて俯瞰で見ることを大事にしています。入社してまだ4年目ですが、後輩の育成やチームのマネジメントなど、様々なことを任されてとてもやりがいがあります!

同世代の仲間と共に切磋琢磨してます

<会社の雰囲気は?>
会社の雰囲気は平均年齢も若く、25〜26歳ほど。なので、風通しが良い職場だと思います。 専門学校から入社する人が多いので、20前後の子もたくさんいますね。 同年代なので話も合って、リラックスして仕事できています。

ウェブガーデン仙台の年表最初は3人でオープンしたウェブガーデン仙台

<今後の目標は?>
クリエイティブを統括して見られる人間になれればと思っています。
大人数で同じモノを作っていくとなると、クリエイティブの考え方というのが身につきにくくなっていくと思うので、そういったところを気をつけていきたいです。

高山典久さん

情報収集なども欠かさず、定期的に本を読むようにしています。元々は本を読む方ではなかったのですが、ここ2年くらいでデザインの本や技術、マインド的な本を意識的に読むようになりました。
オススメの本は今ちょうど読んでいる佐藤オオキさんの本ですね。デザイン視点の考え方などが参考になっています!

終始楽しそうに、そして誇らしげに『ウェブガーデン仙台』を案内してくれた高山さん。
同世代の仲間と共に働き、共に成長していけるから「もっと勉強したい、もっとできるようになりたい」と思えるのですね!

PROFILE

高山 典久(たかやま・のりひさ)

ウェブガーデン仙台(メンバーズ仙台オフィス)

ウェブガーデン仙台は東北復興支援を目的に開設された制作拠点です。 デジタルクリエイターがいきいきと健全に働くための環境と、遠隔業務をスムーズに行うための最新設備を備えています。 私たちはお客様に最高のサービスを提供し、継続的な雇用創出で地域経済の活性化に貢献していきます。

ウェブガーデン仙台(株式会社メンバーズ 仙台オフィス)

Photo:小林啓樹(OPEN TOWN)
Words:佐藤早紀(OPEN TOWN)